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対象を6年生からにした理由について

 

 

今年度から入塾対象者を小学6年生からにしました。

 

この理由についてお話ししたいと思います。

 

前提としては、私が最も得意としているのは中学生です。

 

教える仕事をしている人ならおそらくわかっていただけると思いますが、

 

幼児期が得意な人、小学生が得意な人、高校生、大学生が得意な人といると思います。

 

私が中学生が得意なのは、おそらく中学生が子どもから大人になる過渡期で

 

それまでの世界から物事の捉え方が変わり、その価値観のバランスが崩れそうな時期に

 

接することに意義を感じているからだと思っています。

 

 

 

いろんな悩みに対して、その子の軸足を見定めさせて大人になる一歩前に寄り添う、

 

その上で批判的(客観的)に物事を見たり、深く考えたりそういう面を伸ばしたい、

 

そのために学習の支援をしているようなところがあります。

 

 

 

つまり優先順位としては、その子の内面に働きかけること>学習支援

 

なんです。

 

それがこの塾の価値で、私が関わる理由でもあります。

 

 

 

 

その前提の上で、学年を引き上げた理由について述べると、子どもたちが幼くなっている、と感じたことが理由です。

 

学習に関しては、どんなに苦手でも、何年生の内容でも構わないです。

 

ただ、極端な例をあげれば小学校高学年でも

 

「なんでここにきているのかわからない」

 

「お母さんが行けと言ったからきた」

 

そんな年齢の割に場所や状況を理解できていないような感じの子が多くなってきた気がしています。

 

 

 

振り返ると、以前は幼い子でも受け入れてきました。

 

でも、小学生時代は「ただいるだけ」、「勉強をしている」だけで

 

中学校2年生くらいになり、ちょっとずつやりとりができるようになった気がしています。

 

高校生になり、久しぶりに会って「ああ大人になったなあ」と感じたりしました。

 

つまり、幼さは悪いことではありません。

 

ただ、待てばいいと思っています。

 

 

そんな中で受け入れても、何かできるのでは?と期待させてしまうし

 

こうした経験から私の能力に合っていない、と感じています。

 

素直な時代の子にはもっとふさわしい、向いている先生がいるだろうなと思います。(学研や公文など家庭でやっている方など)

 

 

繰り返しますが幼さは悪いことではなく、安心感の中でまだ生きていられるのだと思います。

 

十分にその時期を過ごさせることが大事だと思っています。

 

その安心感の幕から一歩、外が見えた時に、私は役立てるのだろうと思っています。

 

 

 

 

書きながら学年で切る必要はないとつくづく思っていますが

 

ただ、表向きわかりやすくするという理由で、対象の学年を上げた次第です。

 

 

 

会ってみて、判断しているのが本当ですが、

 

ただ期待させてしまい申し訳ないという気持ちでこの文章を書きました。

 

以下に入塾の判断のポイントを載せました。

 

 

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・〜です、ます をつけて話すことができる

 

・状況にあった話し方ができる(家庭、学校の友達同士の話し方をしない、など)

 

・先生以外にも人がいると理解している

 

・どうして塾に来たか、本人が理解して、一言でも話せる

 

・授業時間に衝動的に話をしない

 

・気分の浮き沈みがはげしくない(ふてくされない)

 

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一つでもあればダメ、というものではないです。

 

言語化されていない部分もあり、その場合もご理解いただければありがたいです。

 

名称 まなびやしつもんじゅく

代表 土岐幸司

設立 2014年4月

住所 〒356-0052  埼玉県ふじみ野市苗間1−3−4

電話番号 049(269)5300

 


東武東上線 「ふじみ野駅」西口徒歩5分

 


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(満車の際はご連絡ください)

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